こんな疑問がある人におすすめの記事です。
- 30代で貯金1000万円ある人はどれくらいいるのか知りたい!
- 30代の貯金はいくらなのか知りたい!
- 1000万円貯金なんて収入が高くないと無理だと思ってる
30代になると貯金が少しずつ増えてきて、次の目標としてキリよく1000万円を目指す方もいると思います。
1000万円は大きな金額です。でも
1000万円の目標って実はみんなすでに目指してたり達成してる?
と気になっても周りの人には聞きにくいですよね。
もしくは子供が小さくて共働きもできないし、1000万円なんて絶対無理。
という人もいると思います。
こちらの記事では、大きなライフイベントが多い30代の貯金事情や、年収にかかわらず1000万円を目指す方法も解説していきます。
こちらの記事を読めば、
- 人に聞けない周りの貯金額を知ることができる
- 低年収でも1000万円の貯金ができる家計が作れる
- マイホームや教育資金などのお金の準備ができる
ようになります。ぜひ最後までお付き合いください(^^)
筆者紹介 なちょ@5年で1000万円貯金達成のワーママ
- 世帯年収500万円の家計を見直して、5年で1000万円貯蓄達成
- 仕事と育児を両立する2児ママ
- 「家族みんなが幸せになれる貯金」がモットー
30代で貯金1000万円ある人の割合は?
30代の2人以上世帯で貯金1000万円ある人は約14%
家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査)(平成19年度以降)「知るぽると」の2019年調査によると以下のようになっています。
あくまで調査に回答した方からの集計ですが、
- 年収300~500万円未満の世帯で1000~1500万円の資産がある人は4%
- 年収500~750万円未満だと7.5%
- 年収750~1000万円未満だと11.5%
- 年収1000万円以上の方だと29.2%
30代全体でも1000万円以上ある世帯は全体で約14%です。
20世帯で2~3世帯の割合ということになります。
子供のクラスに2~3家庭いるかなーくらいです。
そう考えるとそれほど多くはないですよね。
SNSなどでは「資産1000万円あります!」という方も多くて、みんなそれくらいの資産を持っているの?!と錯覚してしまいます。
でも実生活で1000万円の資産がある世帯というのはまだまだ少数派です。
全体の14%を目指しているあなたは、世間的にかなり上位を目指していることになります。
30代の貯金額はどれくらい?
では30代の2人以上世帯はどれくらいの金額を貯金しているのかも気になってきます。
貯金は約300万円前後が大多数
同じく家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査)(平成19年度以降)「知るぽると」の2019年調査によると以下のようになっています。
平均と中央値が違いますが
- 中央値の方が一番多い層を反映している
ため、より実態に近い数字となっています。
中央値では
- 世帯年収300万円未満で7万円
- 世帯年収300~500万円未満で255万円
- 世帯年収500~750万円未満で300万円
- 世帯年収750~1000万円未満で320万円
世帯年収500~750万円未満と世帯年収750~1000万円未満で貯金額があまり変わらないのも面白いですね。
これは年収700万円を超えたあたりから所得税など税金が高くなるように設定されていることも原因かもしれません。
世帯年収が300~1000万円未満の家庭は
- 300万円前後の貯金額
の人が一番多いです。
もちろん一般的な数値なので、共働きか専業主婦・主夫かでも変わってきます。
1000万円貯金できるのは高年収だけ?
貯金額は300万円前後が多い30代の家庭。
大きなライフイベントも盛りだくさんなのが30代。
- 結婚
- 出産
- 転職
- マイホーム購入
- 子供の就学
などなど大きな出費があるのでお金の心配も尽きません。
結局1000万円ものお金を貯金できるのは高収入の人だけなのでしょうか。
結論:年収は低くても1000万円貯金はできる!
なちょのズバリ結論は「年収は低くても1000万円貯金はできる!」
理由は共働きで500万円の年収でも実際に達成できたからです。
年収にかかわらず、「貯金をする」ということは共通の公式があります。
収入ー支出=貯金
えーー当たり前じゃん!
と言われそうですが、支出をコントロールする癖がつけば年収にかかわらず貯金ができます。
逆に言えば、年収が高い人でも支出を管理できない人は貯金は0です。
実際、高収入でも浪費が多く、貯金ができない人は少なくありません。
1000万円貯金する5つのコツ
具体的に1000万円貯金するために何をしたらよいのかをご紹介します。
基本かもしれませんが、ウルトラCの節約術や荒稼ぎ方法をする前に基本は抑えられているか今一度見直してみてください。
以下を実践すればあなたの家計は自然と貯金がたまる家計になり1000万円貯金を目指せるようになります。
1. 家計簿をつける
家計簿をつけることは最重要事項です!
収入と支出を把握するのは貯金に必要な第一歩。
はじめはお金の流れを把握するだけでも十分です。
自分の「使いグセ」を発見することで浪費を防げます。
コンビニやスーパーの総菜など金額は少なくてもちりも積もれば山となる。
カードの請求書を見て一列に並ぶ「Amazon.co.jp」の文字たち。
一つ一つ何を買ったか覚えていますか?
支出は意外と覚えていません。書き出すことでお金の行先を自覚しましょう。
家計簿を習慣にしていくと書く項目を(面倒だから)減らすために無駄な買い物をやめる、ということも期待できます。
2. 固定費を削減する
光熱費やスマホ代など月々に必ず出費するものを抑えると節約の効果大です。
一度の手続きで毎月の支出額が大きく変わるので絶対にやった方がいいです。
むしろやらないとなかなか貯金は増えません。
毎月一定額がかかる固定費はなぜか「聖域」になりやすく、「必ずかかるもの」とあきらめてどうしても食費など減らしやすそうな項目を節約しがちです。
でも食費など毎月金額が変わる変動費は毎回節約のことを考えてストレスがかかる割には大きな節約にはなりません。
なぜなら、月々の出費の大半は固定費だからです。
固定費(光熱費、スマホ、インターネット、家賃、自動車維持費、有料サービスなど)の見直しは家計見直しの最重要事項です。
家計簿でいくら固定費にかかっているのかを確認したら、さっそく削減に取り掛かってみましょう!
固定費の削減の仕方は下記でまとめていますのでぜひ参考にしてください。
3. 出費の予算化
出費の予算化は家計管理に必須です。
細かく決めると大変なので、
- 固定費で10万円
- 食費は3万円、生活費は2万円、衣料費は1万円
というざっくりしたものでも十分です。
予算を立てることで、使いすぎも防げます。
また、同じ予算で生活していると、貯金がたまっていって気が大きくなって
これくらい使ってもいいか!
ちょっと奮発しちゃおう!
などの気持ちになっても「あれ?予算を上回ってるな、気を付けよう」と冷静になることができます。
買い物するときに一度立ち止まって本当に必要な支出か考える癖がつきます。
国も会社も予算を作っていますよね。作らないと際限なく使ってしまうからです。
ましてや自分の財布だったら。。。
予算はとても大事です!
4. 収入を増やす
何度も確認していますが、
収入ー支出=貯金額
収入が増えれば貯金額も増えます。
簡単なことではありませんが、最近では
- 副業
- 転職
- 投資の配当金収入や不動産投資の家賃収入
も身近な選択肢としてたくさんの人がオススメしています。
という方は仕事をつづけながら副業もいいですね。
今いる職場で収入アップを目指すなら資格取得もおすすめです。
私も資格取得で収入を増やすことができました。
【今いる会社で年収を上げる方法】
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「有資格者優遇」とあればその資格を取る、またはその知識を身につけて会社にアピールする。一人採用するより必要な知識のある社員に手当をつける方が会社も経費削減できるので、手当がつきやすいです👍節約プラス収入🆙で貯金倍増☺️— なちょ@子供と貯金育てる人 (@nachokinLife) January 16, 2021
その他、臨時収入として
- 不用品の販売(子供服、本や家具などをメルカリやジモティーで売る)
- プレミアム商品券やマイナポイント等自治体のキャッシュバックを利用する
などもおすすめです。
副業や配当金などの収入は税金がかかりますが、生活用品の販売や自治体のキャッシュバックには税金がかからないので手元に残りやすいからです。
5. 買い物習慣の見直し
買い物は日常で必要不可欠です。
だからこそ、ルールを決めて習慣化すれば固定費の見直しと同じように長期的に効果があります。
私の場合は食料品の買い物は週1回と決めました。
ついで買いを減らすためです。
例えばネギが1本足りない、と言ってお店に行ったらなかなかネギ1本だけ買って出てくるのは難しくありませんか?
結局あれも買っておこう、これももうすぐなくなりそう、といって買い物は増えるばかり。
物理的にお店に行く回数を減らして、ある食材で1週間使い切るようにしています。
毎日コンビニに行く人、スーパーで総菜を買って帰る人などは見直しの効果はもっと高いはずです。
その他、
- 長く使う家電は節電・節水効果の高いものを選ぶようにする
- 100円SHOPを多用せず、すぐ壊れて買い直すものより長く使えるものを選ぶ
など長期的に見てお金が減りにくい商品を買うようにします。
購入時は価格を気にしがちですが、長期的なコストも織り込んで購入する習慣をおすすめします。
低年収なら時間がかかる?
確かに収入によっては時間がかかるかもしれません。
ただ、それは毎月いくら貯めれるかによるもので、必ずしも年収には関係しません。
貯蓄率 = 毎月の貯金額 ÷ 月収
上の貯蓄率は年収がいくらであっても、自分の貯蓄額が収入に対して何パーセントだったか公平に計算できます。
貯蓄率5%の年収1000万プレーヤーより、貯蓄率40%の年収300万円世帯の方がはるかに早く貯金できます。
年収にかかわらずいかに家計を改善するかによって1000万円、もしくはそれ以上の貯金は達成は可能なのです。
一日も早く家計改善して1000万円を目指そう!
我が家も収入は決して高くありませんでした。
それでも貯められたのは小さな積み重ねをして、貯まる家計づくりをしたからです。
収入が低くても貯金1000万円達成は十分可能です。
「時は金なり」
早く始めればそれだけあなたの家計から貯金が多く生まれます。
じゃあ明日から頑張ってみる!
じゃなくて、まずはぜひ今日から家計簿をつけてみてください(^^)
その他、投資などで貯金を寝かせず増やしていく方法なども今後紹介していきたいと思います。
貯金1000万円を目指すために注意すべきこと
貯金1000万円を目指す人が注意すべきことは下記です。
- 金額にこだわらず、貯金する体質を作ること
- 貯金額に満足するのではなく、その後の支出のシュミレーションをすること
- 他の人と比較しすぎない
1.金額にこだわらず、貯金する体質をつくること
金額を目標にしすぎると達成したとたん浪費家になってしまうこともあります。
目標を定めるのはもちろんいいことですが、目標額に向けて貯金体質に改善していくことに注力していった方が、たまった後も貯金が継続しやすいです。
2.貯金額に満足するのではなく、その後の支出シミュレーションをすること
支出額は年々増えていくのが普通です。
- ライフスタイルの変化
- インフレ(物価上昇)
- 増税
家計の仕組みを貯金しやすくしても、大きなライフイベントが控えている場合はこのままで大丈夫かな?と常に見直してみるのが大事です。
- 結婚
- 出産
- 転職
- マイホーム購入
- 子供の就学
こういったライフイベントに備えて貯金をしている人が大多数だと思います。
家計簿があれば、家族が増えても、家賃や固定資産税が増えることになっても試算がしやすいです。
- 結婚してパートナーと共働きになったり、転職したら収入はいくら増えるか
- 子供ができたら食費や学費にいくらかかるか
- マイホーム購入でローンをいくらまでなら支払えるか
1000万あるから大丈夫!ではなく、今後の貯金体制にどのような影響があるのか家計簿の記録から足し引きしてみてくださいね。
そうすれば大きなイベントがあっても資産や貯金を増やし続けられるか想像しやすくなります。
あなたの家計のことはググっても出ませんので、自分の家計簿から答えを導き出しましょう!
3.他の人と比較しすぎない
各家庭で家族構成も住む場所も、収入も、将来の計画も、趣味も、食べ物の好みまでみんな違います。
人と比べて貯めるスピードが速いかどうか、ではなく自分のライフプランや将来実現したいことのために十分な貯金ができるかが一番です。
比べるのではなく、貯金上手な人のいいところをどんどんマネしていきましょう(^^)!
30代で貯金1000万円ある人の割合は?まとめ
- 30代で貯金1000万円ある人は全体の14%
- 30代の貯金額は300万円前後
- 貯蓄率が高ければ低年収でも1000万円は達成可能
- 貯金を貯めながら貯まる体質に変えていこう!
貯金が貯まれば
- 投資に追加入金
- マイホーム購入
- 子供がしたい習い事をさせてあげる
- 大学資金の準備
などを実現することができます。
貯金の目標は、家計を変えるきっかけをくれて夢を実現してくれるものだと思います。
ぜひ参考にしてもらえればうれしいです。
ではでは☆