今月も電気代が高い。。。
やっぱり家電ってかなり電気使っているのかな?と気になっている方もいますよね。
こちらの記事ではこんな疑問を持っている方にお答えしていきます。
- 電気代が高い家電を知りたい人
- 効率よく節電して節約したい人
- 買い替えた方がコスパがいいのか知りたい人
上記のような疑問を持った方におすすめの記事です。
- 電気代が高い家電はどれ?
- 家電を効率よく節約する方法
- 古い家電は買い替えるべき?コスパは?
こちらの記事を読むと
- 電気代が高い家電がどれかわかる
- 効率的に節電するための対策がわかる
- 古い家電を買い替えるべきか判断できる
ようになります。ぜひ最後までお付き合いください(^^)
筆者紹介
なちょ@5年で1000万円貯金達成のワーママ
- 世帯年収500万円の家計を見直して、5年で1000万円貯蓄達成
- 仕事と育児を両立する2児ママ
- 「家族みんなが幸せになれる貯金」がモットー
1.持っているだけで電気代が上がる?電気代が高い家電は?
電気代が高い家電はどれ?
「経済産業省 家庭におけるエネルギー消費実態について 」によると、電気消費量が多い家電は下記の通りです。
上の資料は2009年と少し古い資料になっています。
2014年の東京都環境局の資料では下記の通りです。
比較すると
TOP5 | 2009年 | 2014年 |
1位 | 冷蔵庫 | 照明器具 |
2位 | 照明器具 | 冷蔵庫 |
3位 | テレビ | エアコン |
4位 | エアコン | テレビ |
5位 | 温水洗浄便座 | 温水洗浄便座 |
2009年も2014年も順位は変わっているもののTOP5は同じですね。
上記の家電が過去10年間で電気代が一番かかる家電となっています。
どれくらい電気代がかかっているの?
実際、年間でどれくらい電気代がかかっているか知っていますか?
「資源エネルギー庁 省エネカタログ2020」にはそれぞれの家電のメーカー・商品別の年間の消費電力と電気代が載っています。
平均をまとめると下記の通りです。
ざっくりまとめると下記の通りです。
- エアコンは
冷房だけ使うと5400円~2万3000円/年
暖房だけだと1万6000円~6万3000円/年
両方だと2万2000円から8万6000円/年 - 冷蔵庫は約8000円~1万円/年
- テレビは1500円~7000円/年
- 温水洗浄便座は2300円~3200円/年
エアコンは暖房より冷房の方が安く、冷蔵庫は400L 以上の多いサイズの方が年間の電気代が安いです。
照明器具もTop5ですが、家のサイズや照明の種類、数は様々なので簡単に比較はできません。
白熱電球60Wと同等で比較すると
- 白熱電球は2,920円
- 蛍光灯で650円
- LEDで510円です。
エアコンは地域により保有しない地域もあるので1位にはなりませんが、保有する地域では一番電気代がかかる家電となっています。
自分の家電の年間電気代のカンタンな調べ方
家電についているラベルにサイズと消費電力量が書いてある場合があります。
平均単価をかけると年間電気代が計算できますよ(^^)
例 295kWh/年 x 27円 =7,965円/年
2.楽して節約したい!効率的な節電方法は?
効率的に節約するには、電気代が高い家電から節約していくのが一番です。
資源エネルギー庁 省エネカタログ2020 でも紹介されているTOP5の家電の節電方法を図解を使って紹介します。
すぐできるものが多いので取り組みやすいですね!
ただ、正直なところ私としてはうーーーん。というものも多いです。
かなりこまめに気にしなければならない上に、節約額は大きくないからです。
すべてに取り組むのはストレスにもなるので、できる範囲でやるくらいでいいと思います。
もっと「楽に」大きく節約できる方法も下記で紹介していきます。
3.やっぱり買い替えるべき?昔と今の節電性能を比べてみました
「楽に」節電する方法は家電を買い替えて節電効果を上げることです。
家電はよく「最近の商品は節電効果が高い」と言います。
5年前と10年前からどれくらい節電効果は上がっているのでしょうか。
調べてみました。
どれくらい変わってる?節約額の比較
特に新旧の性能の差が大きいエアコン、テレビ、冷蔵庫の10年前、5年前、現在の性能の違いを解説します。
買い替えるといくらお得なのかがわかりますよ。
1.エアコンの10年前と5年前の性能比較
2019年までのグラフですが10年前からエアコンもどんどん省エネになっています
2020年製(11~17畳用)は
- 2010年製よりも年間8,316円の省エネ節約
- 2015年製より年間6,291円の省エネ節約
になっています。
2.テレビの10年前と5年前の性能比較
テレビは10年前の製品と比較すると違いはかなり大きいですよ。
10年前と比較すると32型は34%、40型は46%の省エネです。
2020年製と比べると
- 32型は2010年製よりも年間約1,500円の省エネ節約
- 40型は2010年製よりも年間約2,000円の省エネ節約
- どちらも2015年製とは省エネ性能はそんなに変わらない
10年ほど前のテレビだと買い替えの効果があります。
3.冷蔵庫の10年前と5年前の性能比較
冷蔵庫は10年前の製品の性能を100として比較すると10年前から30~40%、5年前からは10%前後省エネになっています。
また、冷蔵庫のサイズで見ると実は400L以上の大きい冷蔵庫の方が他のサイズより消費電力は少ないです。
5年以上前の冷蔵庫を使っている人は買い替えの際にサイズを400L 以上に見直すのも大きな節約効果があります。
以上、「楽に」節電できる方法として買い替えするといくら電気代を節約できるかを上記で説明しました。
日々毎日こまめに電気のことを気にするよりも一度買い替えてしまう方が手間が少なく節約効果は大きくなります。
とはいえ、「買い替えると大きな出費があるし、節約になるの?」と思う方もいますよね。
下記へ進んでいきます。
4.使い続けるのと買い替えるの、コスパがいいのはどっち?
コスパとは買い替えて節電した効果と、買わずに使い続けるのではどちらがお得かということです。
結論は5年以上使用しているなら買い替えた方がお得になります。
最新式の家電に変えてどれくらい電気代の節約になるかは下記の式で計算できます。
年間の節約額×耐久年数 =トータルの節約額
各家電のトータル節約額
(2010年製vs2020年製)
エアコン(11~17畳用):
節約額5400円/年×14.1年=7万6140円
テレビ(40型):
節約額3,357円/年×9.5年=3万1895円
冷蔵庫(301L~350L):
節約額4,403円×12.5年=5万5041円
冷蔵庫以外は上記の節約額で2020年製の新品が買えます。
冷蔵庫は300L台の冷蔵庫から400L~のサイズに変えると上記からさらに1万6000円の節約になります。
家電製品は耐久年数も長いので、長期で見れば買い替えた方が節約になりコスパがよいといえます。
つまり、結論は「楽に節約するには買い替える」です。
5.【徹底解説】電気代が高い家電5選【買い替えると安いって本当?】まとめ
電気代が高い家電の種類について解説してきました。
これまでの解説をまとめると下記の通りです。
- 電気代が高い家電は冷蔵庫、テレビ、エアコン、照明器具、温水洗浄便座
- 日々節電できる方法もあるけれど、取り組める範囲で。
- 買い替えは節約額だけで新製品が買える=楽に節約するには買い替える
電気代は毎月、一生かかるものなので節約も続けやすい方法でないと継続できないですよね。
節電になる製品を利用してストレスフリーな節約をしていきたいですね(^^)
電気代をある程度減らしたら、その他の固定費を減らしていくのが家計改善の近道ですよ。
固定費を削減する10の方法はこちらで紹介しています。
買い替えを検討している人はこちらで家電を安く購入する方法も紹介しています。
参考になればうれしいです。
ではでは☆
グラフ参考資料:「資源エネルギー庁 省エネカタログ2020」より